【世界のTOYOTA】トヨタ生産方式とは何?

改善

本屋さんで「トヨタ生産方式」って本がいっぱい並んでるけど何だろう?

そんな疑問にお答えします。

☑️記事の内容

  1. 【世界のTOYOTA】トヨタ生産方式とは何?
  2. トヨタ生産方式が重要視する2本の柱
  3. トヨタ生産方式は製造業だけのもの?

私は自動車メーカーの工場で改善活動の指導を10年以上行ってきました。実績を金額に換算すると1億円以上の改善を行なってきたいわゆる改善のプロです。

そんな私が解説します。

【世界のTOYOTA】トヨタ生産方式とは何?

トヨタ生産方式はトヨタ自動車のクルマを造る生産方式のことです。

簡単にいうと「ムダのない造り方をとことん追求する生産方式」です。

「ムダを徹底的に排除する」「造り方の合理性を追い求める」という考えで生産全般をシステム化しています。

「ムダ」とは7つのムダ表現されるように、在庫のムダや造り過ぎのムダ、手直し・不良のムダなどです。

このムダを徹底的に排除していくことで生産効率や作業効率を高めていきます。

造り方の合理性とは「物を造る場合の理想的な状態」のことです。

この理想的な状態をとことん追求していくことで生産効率や作業効率を高めていきます。

トヨタ生産方式が重要視する2本の柱

トヨタ生産方式には2本の柱が存在します。

  1. ニンベンのついた「自働化」
  2. ジャスト・イン・タイム

です。

この2本の柱を基本思想とすることで「確かな品質」で手際よく「タイムリー」に製品を造る事ができます。

ニンベンのついた「自働化」とは

異常が発生したら機械がただちに停止して、不良品を作らないという考え方です。

一般的な自動化とは違い単純に作業を機械に置き換えるのではありません。

匠の技能を作り上げていくように検証と実行を日々繰り返し機械に織り込んでいくのです。

標準作業の設定→異常発生→機械の停止→管理監督者による原因対策→標準作業に設定する→異常発生、、、、、

と日々改善行う「技能と技術のスパイラルアップ」を行なっていくことがニンベンのついた「自働化」なのです。

ジャスト・イン・タイム

生産性の向上のため、「必要な物を必要な時に必要あん量だけ造る」ことです。

実際トヨタ自動車では

クルマの注文を受けたらなるべく早く生産ラインに指示を出す

組立ラインは、どんな注文が来ても造れるように全ての種類の部品を少量ずつそろえておく

組立ラインは使用した部品を使用した分だけ、その部品を造る工程(前工程)に引き取りに行く

前工程では、全ての種類の部品を少量ずつ取り揃えておき、後工程に引き取られた分だけ生産する

という仕組みで注文を受けたクルマを最も短い時間で効率的に造っているとのことです。

「かんばん方式」「平準化」「標準作業」「1個流し」などのキーワードはこのジャスト・イン・タイムと関係があります。

トヨタ生産方式は製造業だけのもの?

トヨタ生産方式は製造業だけに留まらず、多くの業界業種で導入され、効果を挙げています。

なぜなら、どの業界や業種にも「ムダ」が存在し、その「ムダ」が企業や個人の成長の妨げになっているからです。

例えば事務作業においてもあらゆるムダを排除して残業を抑制したりすることができます。

また、ニンベンのついた「自働化」の考えで帳票入力のシステムを改良することでミスを防ぐことも考えられます。

また、学校のような教育機関や鳥取県などの行政機関でも取り入れられている事例もあります。

いずれも業務のムダを排除し効率化を図ることが目的です。

まとめ

記事のまとめです。

  1. トヨタ式生産方式とは「ムダのない造り方をとことん追求する生産方式」です
  2. トヨタ式生産方式には2つの考えを柱としている
    1. ニンベンのついた「自働化」
    2. ジャスト・イン・タイム

トヨタ式生産方式は製造業だけでなくどんな職種での活用できる

製造現場で盛んに取り入れられている「改善」や「ムダ取り」はこのトヨタ式生産方式から生まれたとかんがえられています。

業務や作業にムダを感じるならぜひ取り入れてみることをオススメします。