【正しい理解が必要】現場リーダーの役割とは

上司と部下
Success through leadership and teamwork

現場リーダーになったけど何するのだろう、、、。

そんな疑問にお答えします。

☑記事の内容

  1. 現場リーダーのとは?
  2. 現場リーダーに求められていること
  3. リーダータイプについての研究

私は自動車メーカーの工場で改善活動の指導を10年以上行ってきました。実績を金額に換算すると1億円以上の改善を行なってきたいわゆる改善のプロです。

そんな私が解説していきます。

現場リーダーとは

現場リーダーとはチームリーダーとも呼ばれ現場やチームに課されている役割や目的を達成するためにメンバーを引っ張っていく存在です。

会社や組織によっては、現場やチームの方針を決定したり、メンバーの育成・マネジメントを任されることもあります。

マネジメント層との違いは、現場の仕事を行う点でです。現場リーダー、チームリーダーといったポジションは1プレーヤーとして現場の仕事も行うことが特徴です。

現場リーダーに求められていること

現場リーダーに求められていることは、主に現場を引っ張っていくことです。具体的には以下のような役割があります。

  1. 1プレーヤーとして模範となる
  2. 現場の目標・方針を定める
  3. 現場全体に目標や方針・その意図や戦略をわかりやすく共有する
  4. 上位目標やビジョン達成のために現場をまとめる
  5. 現場メンバーが働きやすい環境を整える
  6. 現場メンバーの指導やフィードバックなどの育成を行う
  7. メンバーの業務状況を把握し必要に応じてフォローする

1プレーヤーとして模範となる

現場リーダーとして、メンバーの模範となる業務を行うことが求められます。

誰よりも仕事が早いといった成果が出せることが重要ではなく、ルールや手順を守って業務を遂行する、業務への取り組み姿勢といったモラール的な側面での模範が重要です。

リーダーのルール逸脱や省略行為は厳に慎みましょう。

現場の目標・方針を定める

現場の目標や方針を定めることを求めらることもあります。

どんな目標にすればいいのだろう、、、。と考える時間も自身のリーダーへの成長につながります。

上位の目標や方針を十分に理解し、現場の実情とのギャップや現場で貢献できることを目標や方針とします。

この時、上位の目標や方針の理解に迷ったら上司に相談してしっかり理解できるようになっておく必要があります。

現場全体に目標や方針・その意図や戦略をわかりやすく共有する

現場の目標や方針をメンバーに共有します。

難しい言葉や専門用語を極力使わないようにします。平易表現で分かりやすく、的をとらえた説明が必要です。

また、目標や方針に向けて各メンバーに行ってほしいこと、その目標値を必ず個人ごとに設定し確実に伝えます。

メンバーが「で、私たちは何をすればいいんだろう、、、。」といった状態は防がなくてはなりません。

明確なアクションプランを提示するが重要です。必要に応じてメンバーと話し合い、調整を行います。

上位目標やビジョン達成のために現場をまとめる

現場の目標や方針のベースとなっている上位目標やビジョン達成のために現場をまとめます。

この時に上位方針やビジョンをわかりやすくメンバー説明することはとても重要です。

現場の目標や方針ではカバーできない事態が発生した場合の判断基準となるからです。

自身が上位の目標や方針の理解に苦しんだ点はメンバーも理解しにくい点だと考え、メンバーへ展開する際に特にわかりやすく伝えることが重要です。

現場の目標や方針を通じて上位方針やビジョンの達成に貢献できているかに注意を払います。

現場メンバーが働きやすい環境を整える

現場やメンバーが働きやすい環境を整えることで生産性。効率性、積極性の向上を図ります。

メンバーの困りごとや不満などを把握し、上位や関連部門と共同で改善を進めていきます。

現場メンバーの指導やフィードバックなどの育成を行う

現場メンバーの指導を行い、適切なフィードバックによる育成を行います。

現場リーダーのイメージとしてこのことをイメージする人が多いです。

メンバーの業務状況を把握し必要に応じてフォローする

メンバーの業務状況を把握しフォローします。現場のアウトプットの効率化が現場リーダーのウデの見せどころです。

メンバーへ適切なフォローをしつつ育成計画や標準書の整備に生かし、フォローの頻度を減らす工夫も大切です。

リーダータイプについての研究

リーダーのタイプの研究は様々なものがされています。

ここではどの業種にも適用しやすい「SL理論」について解説します。

SL理論の4つの基本的リーダーシップ・スタイル

この「SL理論」では、コミュニケーションの必要性と業務指示の必要性の大小によってリーダーシップのスタイルを変える必要性について言及しています。

参加型リーダーシップ、説得型リーダーシップ、説明型リーダーシップ、委託型リーダーシップの4つのリーダーシップのスタイルを使い分けます。

参加型リーダーシップ

参加型リーダーシップは仕事を任せ、その支援も行っていきます。

業務の遂行する能力は高いが、意思決定の苦手なメンバー向けです。

メンバーの仕事をする能力は高いので、業務の支持は具体的には行いません。重要なポイントや意思決定に必要な基準を伝えます。

また、自信をもって業務を行ってもらうために、褒めるなどの行為、不安の解消の手助けを行います。

これが参加型リーダーシップです。

説得型リーダーシップ

説得型リーダーシップは業務の説明を十分に行い、疑問の解消を行います。

ある程度仕事に慣れているメンバー向けです。

メンバーとのコミュニケーションをしっかりと行い、業務の説明を十分に行います。あわせて、メンバーからの質問にも具体的に答えます。

メンバーの中で責任感の成長やリーダーシップ力の育成を期待した接し方でもあります。

これが説得型リーダーシップです。

説明型リーダーシップ

説明型リーダーシップは細かく指示を出してフォローしていきます。

主に新人メンバー向けです。

新人メンバーへ具体的な指示を出すとともに、業務進捗の管理等細かなフォローを行っていきます。

フォローする割合を少しずつ減らすことも重要です。適度な負荷をかけながら、本人にやりきってもらう割合を増やします。

これが説明型リーダーシップです。

委託型リーダーシップ

委託型リーダーシップは権限を委譲し、業務を委託します。

業務遂行能力や意欲が高く、判断基準も明確なベテランややり手のメンバー向けです。

話し合いにより共通認識を持ち、目標や課題の達成のために業務を任せます。プロセスについてはフォローせず、成果を報告してもらうようにしましょう。

適切な権限を委譲することで、プライドを尊重しつつ成長を促していきます。

これが委託型リーダーシップです。

こ4つのタイプのリーダーシップをメンバーの特性や、業務の特性に応じて使い分けていくことで「メンバーの成長」につながります。

まとめ

記事のまとめです。

  1. 現場リーダーの役割
    1. 現場やチームに課されている役割や目的を達成するためにメンバーを引っ張っていく
    2. 現場リーダーに求められていること 
    3. 1プレーヤーとして模範となる
    4. 現場の目標・方針を定める
    5. 現場全体に目標や方針・その意図や戦略をわかりやすく共有する
    6. 上位目標やビジョン達成のために現場をまとめる
    7. 現場メンバーが働きやすい環境を整える
    8. 現場メンバーの指導やフィードバックなどの育成を行う
    9. メンバーの業務状況を把握し必要に応じてフォローする
  2. SL理論によるリーダーのタイプ
    1. 参加型リーダーシップ
    2. 説得型リーダーシップ
    3. 説明型リーダーシップ
    4. 委託型リーダーシップ

リーダーについて解説しました。

リーダーとなると責任が大きくなり大変な面もありますが、それに合わせて成果も大きくなります。また、メンバーの成長や一体感が向上した時の喜びは大きいものです。

大変だけど実のある役職ですので良いリーダーを目指しましょう。