改善JAPANはJAPANはジャパンは『改善で世界を一歩進める』をテーマに取り組んでいきます。
NO IMAGE

IT導入補助金2026 の補助額・補助率・枠の選び方

最終更新: 2026-06-10

💬 通常枠とインボイス枠、ウチはどっちを取ればいいの、、、?

💬 補助率 1/2 と 2/3 で 30 万円違うって聞いたけど、ウチは適用される?

💬 ITツールの導入費以外に、研修費とかも補助されるの?

そんな悩みにお答えします。

目次

☑ 記事の内容

  1. 5 つの枠の全体像を 60 秒で把握
  2. 通常枠・インボイス対応類型・電子取引類型・セキュリティ枠・複数者連携枠の補助率と補助額
  3. 補助対象経費の 3 大分類 (ソフトウェア / オプション / 役務)
  4. 枠選び 4 ステップ判定フロー + 業種別の選び方 3 例
  5. 通常枠で補助率が 1/2 → 2/3 に上がる賃上げ条件

中小企業診断士として、IT導入補助金の申請現場で「最初に決めた枠を、後から変えられないと気づいて愕然とする」というケースを何度も見てきました。原因はほぼ毎回ひとつで、「枠の違いを正しく把握せずに通常枠で申請してしまい、本来ならインボイス枠で 30 万円以上多く取れたケース」 です。

そんな私が解説していきます。

本記事は 2026 年度のデジタル化・AI導入補助金 (旧: IT導入補助金) の補助額・補助率・枠の選び方だけを徹底深掘り した内容です。制度の全体像 (申請の流れ・対象要件) から知りたい方は、まとめ記事の ▶ IT導入補助金2026 完全ガイド を先にご覧ください。自社が対象になるかの判定は、別記事 ▶ IT導入補助金2026 の対象・要件をわかりやすく で詳しく解説しています。

5 つの枠の全体像

デジタル化・AI導入補助金2026 は、目的別に 5 つの枠 で構成されています。

なぜ 5 つに分かれているのか

制度の狙いは「ITツールで生産性を上げる」ですが、企業の状況により取りたい補助金の中身が違います。インボイス制度に対応したい会社、セキュリティ強化が急務な会社、複数社で共同導入したい商店街など、ニーズに合わせて補助率・補助上限・対象経費を細かく設計したのが 5 つの枠です。枠選びの段階で間違えると、本来取れた補助額より少なくなる ので、最初の判定が重要です。

5 つの枠を 1 行で

補助率 (上限)補助上限主な狙い
通常枠1/2 (賃上げ条件で 2/3)450 万円生産性向上の標準ライン
インボイス枠 (インボイス対応類型)最大 4/5 (小規模事業者)350 万円インボイス制度対応の会計・受発注・決済
インボイス枠 (電子取引類型)2/3 (中小)350 万円受注側にアカウントを無償発行する発注者向け
セキュリティ対策推進枠2/3 (小規模)150 万円サイバーセキュリティお助け隊サービス
複数者連携デジタル化・AI 導入枠2/33,000 万円複数事業者の共同導入

ここから順に各枠の詳細を解説していきます。

通常枠 ── 補助率 1/2 を 2/3 に引き上げる方法

最もポピュラーな枠。生産性向上に資する ITツールの導入が対象です。

補助額は 2 段階

申請額機能要件補助率
5 万円 〜 150 万円未満1 プロセス以上1/2 以内 (条件で 2/3)
150 万円 〜 450 万円以下4 プロセス以上1/2 以内 (条件で 2/3)

「プロセス」とは ITツールが担う業務プロセスのことで、後述「プロセスとは何か」で詳しく解説します。

補助率の原則と特例

通常枠の補助率は 原則 1/2 以内 です。ただし、特例として 令和 6 年 10 月から令和 7 年 9 月までの期間 で「地域別最低賃金以上から令和 7 年度改定後の地域別最低賃金未満で雇用している従業員が、全従業員の 30 % 以上である月が 3 か月以上ある場合」は、補助率が 2/3 以内 に引き上げられます。

意味を噛み砕くと、「最低賃金の改定で押し上げが必要になった低賃金帯の従業員を多く抱える事業者 を補助率の優遇で支える」という設計です。詳しい判定式と申請時に必要な追加書類 (賃金状況報告シート) は本記事の「通常枠の補助率を 1/2 → 2/3 に上げる賃上げ条件」で解説します。

補助対象経費

通常枠の補助対象経費は、以下の 3 種類です。

  • ソフトウェア購入費 (買取・サブスク両方 OK)
  • クラウド利用費 (最大 2 年分)
  • 導入関連費 (研修費・カスタマイズ費・データ移行費・マニュアル作成費 等)

ハードウェアは対象外です (PC・タブレット・レジ等を入れたい場合はインボイス対応類型を検討してください)。

プロセスとは何か

公募要領は ITツールの機能を以下のプロセス番号で分類しています。

種別コードプロセス名
共通プロセス共P-01顧客対応・販売支援
共P-02決済・債権債務・資金回収
共P-03供給・在庫・物流
共P-04会計・財務・経営
共P-05総務・人事・給与・労務・教育訓練・法務・情シス・統合業務
業種特化型各業種P-06業種固有プロセス
汎用汎P-07汎用・自動化・分析ツール (単独申請不可・他プロセスと組み合わせ必須)

申請額 150 万円以上を狙う場合は 共P-01〜汎P-07 のうち 4 種類以上 を含む必要があります。

通常枠で 150 万円以上を狙う場合の追加要件

150 万円以上の申請には 賃上げ 3 要件 (給与年平均 +1 %・最低賃金 +30 円・計画表明) が必須になります。詳しくは別記事 ▶ IT導入補助金2026 の対象・要件をわかりやすく の賃上げ要件章で解説しています。

インボイス枠 (インボイス対応類型) ── 補助率最大 4/5 で小規模事業者が最有利

インボイス制度対応の会計・受発注・決済ソフトを導入する場合に使う枠。補助率が 5 つの枠で最も優遇 されており、特に小規模事業者にとって有利です。

補助対象機能

申請額機能要件
下限なし 〜 50 万円以下部分会計・受発注・決済 のうち 1 機能以上
50 万円超 〜 350 万円部分会計・受発注・決済 のうち 2 機能以上

ハードウェアでは、PC・タブレット (補助上限 10 万円) とレジ・券売機 (補助上限 20 万円) も対象になります。

補助率は階段構造

申請額により補助率が変わります。これがインボイス対応類型の最大の特徴です。

申請額の区分補助率 (中小企業)補助率 (小規模事業者)
50 万円以下の部分3/4 以内4/5 以内
50 万円超 〜 350 万円の部分2/3 以内2/3 以内
レジ・券売機 (〜20 万円)1/2 以内1/2 以内
PC・タブレット等 (〜10 万円)1/2 以内1/2 以内

例えば小規模事業者が 50 万円のソフトウェアを導入した場合、補助率 4/5 = 40 万円 が補助されます (自己負担 10 万円のみ)。これは通常枠の補助率 1/2 (補助 25 万円・自己負担 25 万円) と比べて 15 万円多く取れる計算です。

補助対象経費

  • ソフトウェア購入費 (買取・サブスク)
  • クラウド利用費 (最大 2 年分)
  • ハードウェア関連費 (PC・タブレット・レジ・券売機)
  • 導入関連費

通常枠と違い、ハードウェアが入る点が大きな違いです。

小規模事業者がこの枠を選ぶべき 3 つの理由

  1. 補助率が 5 つの枠で最大 (50 万円以下部分の 4/5)
  2. インボイス対応は実務上必須 (取引先からの要請で導入を迫られるケースが多い)
  3. ハードウェアも対象 (会計ソフト + PC + レジ のセット導入が可能)

逆に、大幅な業務改革を狙う場合は補助上限 350 万円の制限が効いてくるので、通常枠の 450 万円と比較して選んでください。

インボイス枠 (電子取引類型) ── 受注側にアカウントを無償発行する発注者向け

ここは少しわかりにくい枠です。

この枠が想定するユースケース

大きな製造業 (発注側) が、複数の協力工場 (受注側) と電子受発注システムを共同で使うケースを想定しています。発注側が 自社にシステムを導入し、受注側 (協力工場) にアカウントを無償で発行して使わせる モデルです。

補助対象機能

  • インボイス制度に対応した受発注の機能を有していること
  • 取引関係における 発注側の事業者が、受注側の事業者にアカウントを無償で発行し利用させられる機能 を有すること

つまり「自社用」ではなく「取引先と一緒に使う電子取引基盤」が対象です。

補助率と上限

区分補助率補助上限
中小企業・小規模事業者等2/3 以内350 万円
その他の事業者等 (中堅企業など)1/2 以内350 万円

補助対象経費

クラウド利用費 (最大 2 年分) のみ。ただし「契約する受注側のアカウント総数のうち、取引先である中小企業・小規模事業者等に供与するアカウント数の割合を乗じた額」が補助対象経費となります。

例: アカウント 100 個の総契約金額 100 万円・うち中小取引先供与 60 個 → 補助対象経費は 60 万円 (60 % 分)。

セキュリティ対策推進枠 ── サイバーセキュリティお助け隊サービス専用

サイバーセキュリティ対策に絞った枠。

補助対象は「お助け隊サービス」のみ

▶ IPA 公表「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」 に掲載されているサービスのみが対象です。他のセキュリティソフト (ウイルス対策ソフト等) は対象外です。

補助額と補助率

区分補助額補助率
中小企業5 万円 〜 150 万円1/2 以内
小規模事業者5 万円 〜 150 万円2/3 以内

補助対象経費

サービス利用料 (最大 2 年分)。

通常枠との同時申請の考え方

通常枠とセキュリティ対策推進枠は『同じ補助対象経費』では同時申請できません。1 つのセキュリティ機能を持つ ITツールは、通常枠で取るかセキュリティ対策推進枠で取るかの 二者択一 です。

ただし、補助対象経費が異なる ITツールを組み合わせる場合、通常枠 + インボイス枠 + セキュリティ対策推進枠の 3 枠同時申請が認められる場面もあります (例: 通常枠で生産管理ソフト + インボイス枠で会計ソフト + セキュリティ枠でお助け隊サービス)。詳しくは IT 導入支援事業者と相談してください。

既受給者制限

「お助け隊サービス」登録 ITツールについて IT 導入補助金 2022〜2025 のいずれかの枠で交付決定を受けている場合、本事業の申請はできません。同じサービスの繰り返し受給は対象外です。

複数者連携デジタル化・AI 導入枠 ── 商店街・組合・サプライチェーン向け

複数の中小企業が連携してITツールを共同導入する場合の枠です。

ユースケース

商店街全体で予約システムを共同導入、業界組合で在庫共有システムを構築、サプライチェーン全体で受発注を電子化 ── このような 複数事業者が連携した共同導入 が対象です。

補助対象経費は 3 つに分かれる

  1. 基盤導入経費 (インボイス対応類型と同様: 会計・受発注・決済の ITツール)
  2. 消費動向等分析経費 (補助上限額 50 万円 × グループ構成員数 / 補助率 2/3 以内)
  3. その他経費 (事務費・専門家費等 / 補助率 2/3 以内 / 補助上限額は (1)+(2) の 10 % または 200 万円のいずれか低い方に 2/3 を乗じた額)

補助上限額

(1) + (2) の合計は 3,000 万円。5 つの枠で最大の補助上限です。

補助対象経費

ソフトウェア購入費・クラウド利用費 (最大 2 年分)・導入関連費。

商店街振興組合や事業協同組合などのグループ代表者が窓口になって申請します。

補助対象経費の 3 大分類 (公募要領 2-2)

ここまで枠別の補助率・補助上限を見てきました。次は どの枠でも共通する「補助対象経費の 3 大分類」 を解説します。

大分類 I「ソフトウェア」(カテゴリー 1)

買取形式およびサブスクリプション販売形式 (月額・年額で使用料金が定められている形態) の製品。サブスクリプションは 最大 2 年分 の費用が補助対象になります。

大分類 II「オプション」(カテゴリー 2〜4)

ソフトウェアの機能を拡張するオプション。最大 1 年分 の費用が補助対象です。

  • カテゴリー 2: 機能拡張
  • カテゴリー 3: データ連携ツール
  • カテゴリー 4: セキュリティ

大分類 III「役務」(カテゴリー 5〜7) ── 上限 200 万円

ITツールの導入を支援する役務 (サービス) の経費。全カテゴリー合計の上限は 200 万円

  • カテゴリー 5: 導入コンサルティング・活用コンサルティング
  • カテゴリー 6: 導入設定・マニュアル作成・導入研修
  • カテゴリー 7: 保守サポート (ソフトウェアの利用範囲内・最大 2 年分)

「研修費とかも補助されるの?」の答えは、カテゴリー 6 として補助されます です。ただし大分類 III 合計で 200 万円が上限なので、コンサル費 (カテゴリー 5)・設定費 (カテゴリー 6)・保守費 (カテゴリー 7) を合算して 200 万円を超える分は対象外。

補助対象外の経費

以下は補助対象外です。「補助対象になると思っていたら実は対象外だった」のミスを避けるため、申請前に確認してください。

  • 補助事業者の顧客が実質負担する費用 (= 売上原価相当)
  • 交通費・宿泊費
  • 補助金申請の代行費 (申請代行業者に払う費用)
  • 公租公課 (消費税)
  • 交付申請時に ITツールの利用金額が定められないもの
  • 対外的に無償で提供されているもの
  • リース・レンタル契約の ITツール (お助け隊サービスを除く)
  • 中古品
  • 交付決定前に購入した ITツール ── これがフライング発注。1 円も補助されません

「発注のタイミングを間違えたらゼロになる」というのは、申請現場で最も大きな落とし穴です。詳しくは既存記事 ▶ 補助金の申請をオンラインで行うために絶対必要な準備とは でも触れています。

枠選び 4 ステップ判定フロー

5 つの枠から自社の枠を決める判定フローを示します。

ステップ 1 ── インボイス対応 / 電子取引対応が主目的か?

  • インボイス制度対応の会計・受発注・決済ソフトを入れたい → インボイス対応類型
  • 取引先 (受注側) にアカウントを無償発行する電子受発注基盤を作りたい → 電子取引類型
  • どちらも該当しない → ステップ 2 へ

ステップ 2 ── サイバーセキュリティ強化が主目的か?

  • IPA「お助け隊サービスリスト」掲載サービスを入れたい → セキュリティ対策推進枠
  • 該当しない → ステップ 3 へ

ステップ 3 ── 複数事業者で共同導入か?

  • 商店街・組合・サプライチェーンで共同導入 → 複数者連携デジタル化・AI 導入枠
  • 自社単独 → ステップ 4 へ

ステップ 4 ── 通常枠 (それ以外のデフォルト)

生産性向上に資する ITツールを自社単独で導入する場合は 通常枠 が答えです。

業種別の選び方 3 例

例 1: 製造業 (生産管理ソフトを新規導入)
→ 生産管理ソフトは会計・受発注・決済のいずれにも該当しないため、通常枠。賃上げ条件を満たせば補助率 2/3。

例 2: 卸売業 (受発注を電子化したい)
→ 受注側 (取引先の小売店) にもアカウントを発行する場合は 電子取引類型 (補助率 2/3)。自社内の受発注業務効率化が主なら インボイス対応類型 (補助率 50万円以下部分は 3/4) を検討。

例 3: 小売業 (会計ソフト + レジ刷新)
→ 会計ソフトはインボイス制度対応、レジは新規導入 → インボイス対応類型。小規模事業者なら 50 万円以下部分の補助率が 4/5 で非常に有利。

通常枠の補助率を 1/2 → 2/3 に上げる賃上げ条件

通常枠の章で触れた特例の判定方法を詳しく解説します。

適用条件 (公募要領 補足2)

令和 6 年 10 月から令和 7 年 9 月までの期間 で、「当該期間における地域別最低賃金以上から令和 7 年度改定後の地域別最低賃金未満で雇用している従業員が、全従業員の 30 % 以上である月が 3 か月以上ある場合」に、補助率が 1/2 → 2/3 に引き上げ られます。

判定の具体例

例 1: 適用される場合
従業員 10 名の事業者で、令和 6 年 10 月から令和 7 年 9 月までの期間中、令和 7 年度改定後の地域別最低賃金未満 で雇用していた従業員が 4 名 (= 全従業員の 40 %) いた月が、令和 6 年 10 月・11 月・12 月の 3 か月あった場合 → 適用される (補助率 2/3)。

例 2: 適用されない場合
低賃金帯の従業員が全従業員の 20 % しかいない、または該当する月が 2 か月しかない → 適用されない (補助率 1/2)。

⚠️ 地域別最低賃金は都道府県ごとに大きく異なる (例えば東京と地方では数百円の差があります) ため、自社の所在地での具体的な金額は 必ず ▶ 厚生労働省 地域別最低賃金 で確認 してください。判定の対象は「自社事業場の所在地の地域別最低賃金額」を基準にします。

申請時に必要な追加書類

特例適用を受ける場合、賃金状況報告シート (補助率引上げ・加点措置①用) を本事業ホームページからダウンロードして記入・提出します。詳しい書類記入方法は別記事 ▶ IT導入補助金2026 必要書類チェックリスト で解説します。

よくある質問 5 つ

通常枠とインボイス枠は同時申請できる?

できます。1 法人・1 個人事業主当たり通常枠は 1 申請までですが、インボイス枠 (インボイス対応類型・電子取引類型)・セキュリティ対策推進枠への複数申請は可能です。ただし、同じ ITツール (同じ機能・同じ契約) を 2 枠で申請する『二重計上』は交付決定取消しの対象 です。例えば 1 本の会計ソフトを通常枠とインボイス対応類型の両方で申請すると、両枠とも不採択 or 取消しになります。経費を機能で明確に分けて申請してください。IT 導入支援事業者とよく相談して ITツールを選定してください。

ITツールの導入関連費って具体的に何が含まれる?

導入研修費・カスタマイズ費・データ移行費・マニュアル作成費・初期セットアップ費などです。詳細は本記事の「補助対象経費の 3 大分類」を参照してください。

クラウドサービスを 3 年分一括契約したい場合は?

最大 2 年分のみ補助対象 です。3 年分一括契約の場合、3 年目の費用は補助対象外になります。契約期間と補助対象期間を区別して見積もりを取りましょう。

役務費 200 万円の上限はどう計算する?

カテゴリー 5 (コンサル) + カテゴリー 6 (導入設定) + カテゴリー 7 (保守サポート) の合計が 200 万円を超えると、超過分は補助対象外になります。例: コンサル 70 万円 + 導入設定 70 万円 + 保守 70 万円 = 210 万円のうち、補助対象は 200 万円まで

インボイス対応類型と電子取引類型の見分けは?

自社のみで使うか、取引先と一緒に使うか が判定の軸です。自社の会計・受発注・決済ソフト = インボイス対応類型。取引先 (受注側) にアカウントを無償発行して使わせる電子受発注基盤 = 電子取引類型

30 秒チェックリスト

申請枠を決める前に、以下の 6 項目を最終確認してください。

  • ☐ 5 つの枠を 1 行で説明できる
  • ☐ 通常枠の補助率 1/2 → 2/3 の条件 (賃上げ要件) を理解した
  • ☐ インボイス対応類型の補助率階段 (50 万円以下 3/4 / 小規模 4/5・50 万円超 2/3) を理解した
  • ☐ 補助対象経費の 3 大分類 (ソフトウェアI / オプションII 最大 1 年分 / 役務III 上限 200 万円) を理解した
  • ☐ 交付決定前のフライング購入は補助対象外と理解した
  • ☐ 枠選び 4 ステップ判定で自社の枠が決まった

6 項目すべて Yes なら、次は申請の流れ・必要書類に進みましょう。

まとめ

記事のまとめです。

5 行サマリー

  1. デジタル化・AI導入補助金2026 は 5 つの枠 で構成。通常枠 (450 万円)・インボイス枠 2 類型 (350 万円)・セキュリティ枠 (150 万円)・複数者連携枠 (3,000 万円)
  2. 通常枠の補助率は原則 1/2 だが、低賃金帯従業員 30 % 以上 3 か月以上の特例で 2/3 に引き上げ可能
  3. インボイス対応類型は 50 万円以下部分の補助率が 3/4 (小規模事業者は 4/5) と最優遇
  4. 補助対象経費は ソフトウェア / オプション (最大 1 年分) / 役務 (上限 200 万円) の 3 大分類
  5. 交付決定前のフライング購入は補助対象外 = 1 円も補助されない

次に読む

個別相談

「自社のどの枠が一番得なのか相談したい」「賃上げ条件で 2/3 適用になるか自信がない」── そんなときは ▶ あすなろ経営研究所 で個別相談を承っています。これまでの改善実績 (自動車メーカー工場 10 年以上・1 億円規模) を踏まえて、そんなわたしが伴走します

IT導入補助金2026 の補助額・補助率・枠の選び方について解説しました。コツコツと準備を積み上げて、確実に最大の補助額を勝ち取っていきましょう。

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!
>製造業のお困りごと、お問い合わせは『改善JAPAN』まで!!

製造業のお困りごと、お問い合わせは『改善JAPAN』まで!!

改善JAPANは中小企業診断士、自主保全士、改善プロフェッショナル、社労士、税理士、弁護士、認定支援機関等の様々なメンバーに支えられて運営しています!

製造業でお困りのことや相談等、何かありましたら是非お問い合わせください。

解決の糸口発見に向けて全力で協力させていただきます。

CTR IMG